親に対する承認欲求と自責
こんばんは。
実の親とは、離れていたら「元気かな」って、良い思い出や、ふと愛情を感じたりするんですが、
いざ実際に会っている時は、自分のこんなに立派だったところや、こんな面白いことが会ってない間に起こっていたんだよって、30代になっても親の承認を得たいがごとくべらべら自分のことを喋ってしまうんですよね。
そして親の趣味や、親の考え方に難癖つけるまではいかなくても、自分との違いを感じて寂しくなったり、無理やり自分の(親より進歩的な←傲慢だよね)考えを聞かせようとしてしまったり、
多分お互い楽しくないんじゃないかなあ。
それでもいつでも迎えてくれる親。老いて弱ってきている両親。
いくら親を幸せにしたい、愛したい、と思っても、一緒にいて合わなければ無理して一緒に過ごそうとしなくていい。両親の問題を「自分でなんとかしないと」って引き受けるのは、課題を分離できていない。
ワタシが親の立場から子に対して願うことといえば・・・・・
「元気で幸せでいてくれること」
だからワタシが自分自身幸せでいることにまずは全力注ぐべきだ。そして・・・・両親に対しては、自分を取り繕う必要ないんじゃないか。そのままでいいよ。承認して欲しいいつまでも子供のワタシでも別にいい、老いた両親を厳しく批判する大人気ないワタシでいい、だから・・・・・
会う度に、自分を責めるのは、やめようかな。
承認して欲しい自分を後悔して責めなくていいよ、そのままでいい。
自分の考えをべらべらと喋る自分を後悔して責めなくていいよ、そのままでいい。
老いた両親を批判する自分を責めなくていいよ、そのままでいい。
本当は、会う度に、両親に何か凄いお土産を持っていって喜ばせられるような立派な子供でいたかった。本当は、会う度に、元気で輝いていて、両親を笑顔にさせるような素敵な子供でいたかった。本当は、会う度に、元気で聞き分けの良い孫を見せて幸せを感じさせられるような子供でいたかった。
・・・・・。
これ。
全部その通りに叶ったとして、そんな完璧(?)な子、気持ち悪い!威圧的じゃね?もっと駄目なところたくさんあっていいじゃん。会う度に何か問題があってもいいじゃん。会う度にうるさくて疲れる子がいてもいいじゃん。・・・・どんな人間だって尊い。
少なくとも。
親を喜ばせたいって思ってもがいているワタシを慈しんであげてもいいんじゃない。
ああ自責してるんだなって気付けるようになったよ🦜